コップトレーニング
離乳食を始める頃から気になるコップトレーニング。赤ちゃんがコップでこぼさず飲んでくれるようになると、お世話がちょっと楽になりますよね。そんなコップトレーニングはいつから始めれば良いのか、またトレーニングの方法やコツをご紹介します。
トレーニング開始の時期
練習開始の目安は「スプーンを上下の唇で挟むようにして水分が飲めるようになった頃」。離乳食後期の8~9ヵ月頃から本格的にトレーニングを始めるのがベストです。早ければ離乳食を始める5~6ヵ月頃から、コップを持たせるような練習から始めても良いでしょう。
まずは哺乳瓶以外の飲み口に慣れさせる
▼トレーニングマグセットでステップを踏む
ニップル
哺乳瓶のニップル(乳首)をマグに取り付けたものですので、哺乳瓶が使える赤ちゃんであれば、すぐに慣れてくれるかもしれません。
スパウト
哺乳瓶の乳首を平らにつぶしたような形になった飲み口で、出る量も増えます。哺乳瓶とは違う飲み口に慣れさせるために、このスパウトから練習を始めても良いでしょう。5ヵ月頃から練習を開始できます。
ストロー&マグ
スパウトに慣れたら、ストローとマグで練習開始です。ママにとってはこぼれにくいストローが楽ですが、マグも一緒にに練習するようにしましょう。
▼マグセットがなくても工夫してトレーニング
市販のストローや、ストロー付きの紙パック飲料で
水を入れたコップにラップをかけて、そこに市販のストローをさしてトレーニングできます。ストロー付きの紙パック飲料であれば、少し押して、ストローから飲み物が出てくることを分からせてあげるのにオススメです。
おちょこや小皿で
おちょこや小皿は、赤ちゃんが水を目で確認しながら練習できます。スプーンで水分をとれるようになったら、ちょっと違う飲み口として練習してあげても良いでしょう。
コップをつかった練習のコツ
軽くて子供の好きなコップを選んであげる
長いコップやガラスのコップ等、重いものはコップ自体を嫌がってしまいます。最初は、軽くて両手の取ってがついている、しっかり持てるタイプのコップを選んであげましょう。
ママやパパが飲むところを見せてあげる
最初はコップに水分を入れずに手に持たせてあげて、コップに興味をもってもらいましょう。ママやパパが、コップを使うところを見せてあげると、次第に真似して使うようになります。
小さくて広めのコップで慣れさせる
おちょこやショットグラスのような小さめのコップで、ママやパパが角度を調節しながら与えてあげます。慣れたら普通のコップに変えて練習しましょう。
お風呂やプールで自信をつけさせる
お風呂やプールだといくらこぼしても大丈夫なので、ママやパパも楽です。子供も自信がつき、コップを使う楽しさを感じてくれるでしょう。
お水を使って練習する
スパウトやストローなど、コップに行きつくまでの過程ではミルクやジュースでも問題ありませんが、こぼした時のことを考えて、コップのトレーニングではお水を使いましょう。
焦らず気長にトレーニング
個人差があるので、早く出来る子もいればそうでない子もいます。ママやパパが焦ってイライラしてしまうと、子どもがトレーニングを嫌がってしまいます。子供がコップを使える楽しさを感じることがトレーニングの重点ですので、親子のコミュニケーションとして楽しみましょう。
参考
赤ちゃんのコップ練習はいつから?おすすめコップもご紹介 mamari
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